ビタミンDは皮膚に紫外線が当たることによって作られます。ということは、血液中のビタミンDの濃度は季節によって変動するだけでなく、1日のうちでも日中に高く、夜に低くなる傾向があります。
上図はボストン(米国)、エドモントン(カナダ)、ベルゲン(ノルウェー)に在住する住民について、ビタミンDの原料であるプレビタミンDの血中濃度を一年に渡って調べたものです。3つの都市の中で最も緯度が低いボストンの住人のビタミンD濃度が最も高くなっていることがわかります。
またどの都市の住人も12月から2月にかけてが、一年中で最もプレビタミンDが低くなる時期であることがわかります。すなわちこの時期が最も血液中のビタミンD濃度が下がると考えられます。
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