現代人にはビタミンDが不足している。
2007年に米国で報告されてから早くも12年以上が経ちます。
欧米諸国ではビタミンDを積極的に補充する動きが広がっていますが、残念ながら日本ではまだまだ浸透していない状況です。
ビタミンDとはどのような栄養素でしょうか?
ビタミンと呼ばれていますが、その本質はステロイドホルモンです。細胞内の核に直接働くことができる貴重な栄養素の一つがビタミンDです。
ビタミンDは紫外線を浴びることによって、皮膚で作られます。ということは、日光浴をしなければビタミン Dを作ることはできません。
もともと人類は野生動物と同じように屋外で活動していました。しかし現代文明のもとでは、室内空間で過ごす時間が多くなり、皮膚でビタミンDを作る機会が減ってしまいました。
さらに追い討ちをかけるかのように、紫外線を浴びると皮膚ガンになるという医学情報が蔓延し、1980年ごろから現代人の多くが紫外線を避けるようになってしまいました。
これらが現代人にビタミンDが不足している大きな理由です。
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