アイルランドからの報告です。年齢40歳以上の、
COVID-19罹患患者33名について、経過を調べています。
12名は重症化し、ARDS(成人呼吸窮迫症候群)となり、
さらに、このうちの4名が亡くなられていますが、8名は回復しています。
21名は重症化せずに回復の経過を辿っています。
上のグラフは、これらの2つのグループの患者の
血液中のビタミンD濃度の平均値を比べています。
ARDSを合併した12名の方が、
明らかにビタミンD濃度が低い傾向がみられます。
よく見ると、軽症群でもビタミンD濃度が低いことがわかります。
アイルランドは緯度の高いところに位置しますので
ビタミンD濃度を維持することが難しい国です。
冬の期間はビタミンDを摂取することを、国が推奨しているということです。
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